エリオット・ヤミン 『ユー・セイ』 [アメリカ]
☆★ 収録アルバム ★☆
『ファイト・フォー・ラブ / FIGHT FOR LOVE 』
2009年5月20日 エイベックス・トラックスより発売 税込 2,000円
☆★ アーティストプロフィール ★☆
アメリカ・ロサンゼルスに生まれる。27才で出場したオーディション番組
「アメリカン・アイドル」で、スティーヴィー・ワンダーに絶賛され、
2007年にデビュー。今回がセカンドアルバム。
「うわ~、懐かしいバックストリート・ボーイズ・サウンド!」
初めてエリオット・ヤミンの「ユー・セイ」を聴いた時、私はそう思っちゃいました。
せつなくポップなメロディーに、R&B系のボーカル。最近、90年代のバック
ストリート・ボーイズ全盛期のようなサウンドって聴かないな~、と思っていた
ところに、エリオットのこの歌声で、「待ってました!」という感じです。
13才で右耳の聴覚のほとんどを失い、さらに16才でI型糖尿病を患い、
10代は楽しい思い出がなかった、というエリオット。
それでも、ステージ経験もまったくないままに出場したコンテスト番組、
「アメリカン・アイドル」で人生が大きく変わり、ファーストアルバム
「ウェイト・フォー・ユー」は大ヒット。
先月、6月には日本でもビルボードライブのほか、「笑っていいとも」エン
ディング出演や、数々のラジオ番組で、ギターの弾き語りによるライブを
聴かせてくれました。
「ユー・セイ」は日本向けのシングル曲で、いかにもバックストリート・
ボーイズなのはこの曲のみ。なぜなら、この曲はバックストリート・ボーイズ
のプロデューサー、イーマンがプロデュースしているからなんですね~。
そのほかの多くは落ち着いた曲調で、特に「愛のために戦う人たちもいる」
と歌うアルバムタイトル曲、「ファイト・フォー・ラブ」は欧米でヒット中。
イーマン以外にも数々の有名プロデューサーが参加し、共作しているこのアル
バム、完成度が高く、大人(特に女性?)が満足して楽しめる作品です。
確かな歌唱力と、「歌えることが楽しくてたまらない」という純粋な気持ちを
感じさせてくれるエリオット。飾らない人柄のまま、スターを気取ったり、
プレッシャーに悩んだりすることなく、マイペースに歌い続けていって
ほしいですね!
■試聴サイト
・「エリオット・ヤミン」日本語オフィシャルサイト
トップページで「ユー・セイ」のTVスポットが見られます。
・マイスペース 「エリオット・ヤミン」
「ファイト・フォー・ラブ」などのフル試聴とビデオが見られます。
■こんな人におススメ
・ズバリ、バックストリート・ボーイズ好きな人に。
・ポップな男性ボーカルに心奪われたい人に。
・今夜は心地よく泣かせてほしい・・・! というあなたにも。
タグ:エリオット・ヤミン
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