エド・シーラン「キャッスル・オン・ザ・ヒル / Castle On The Hill」 [イギリス]
グラミー賞にノミネートされていた、
ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」の
共作者でもある、エド・シーラン。
来月発売のアルバム「÷(ディバイド)」から、
配信限定で先行発売になっている、
「キャッスル・オン・ザ・ヒル 」が名曲です
お兄ちゃんたちに追いかけられて、
足を折った6才の頃。
手巻きの煙草を吸って、
ファーストキスをした15才の頃。
故郷へと車を走らせながら思い出すのは、
丘の上の城の向こうに沈んでいく夕日を、
仲間たちと眺めていた、あの頃。
今はみんな、バツイチになったり、
兄弟を薬物で亡くしたりなど、
それぞれに暮らしているけれど、
今の自分を作ってくれたのは彼らだ・・・
そんな内容のリアルな歌詞が、
ストレートなサウンドに乗って、
じんわり胸に迫ります。
本当に優れたソングライターですね~。
しかも、「丘の上の城」なんて、
いかにもイギリスらしい、趣ある風景。
PVで映し出されているのは、
エドが育った場所だそうで、なんだか
青春映画を観ているみたいな気持ちになります。
タグ:エド・シーラン
スティングの音楽コント in The Late Late Show [イギリス]
ジェイムズ・コーデンさんの「The Late Late Show」、
カープール・カラオケだけでなく、有名アーティストが
登場する企画がいろいろ
その中で、こんなの見つけちゃいました。
なんとスティングが、生演奏で歌う
レストランのウェイターという設定。
同僚のジェイムズさんと縄張り争いをしながら、
「ロクサーヌ」などの名曲を生熱唱。
そして最後にはなんと・・・
いや~、スティングがこんな
ドリフみたいなコントやっちゃうなんて、
贅沢な番組だな~
ちなみに、「Capisci?」っていうのは
イタリア語で「わかった?」っていう
意味だそうです。
カープール・カラオケだけでなく、有名アーティストが
登場する企画がいろいろ
その中で、こんなの見つけちゃいました。
なんとスティングが、生演奏で歌う
レストランのウェイターという設定。
同僚のジェイムズさんと縄張り争いをしながら、
「ロクサーヌ」などの名曲を生熱唱。
そして最後にはなんと・・・
いや~、スティングがこんな
ドリフみたいなコントやっちゃうなんて、
贅沢な番組だな~
ちなみに、「Capisci?」っていうのは
イタリア語で「わかった?」っていう
意味だそうです。
タグ:スティング
クリス・マーティン in カープール・カラオケ [イギリス]
今、YouTube で話題の動画を紹介します
ジェイムズ・コーデンというイギリスの俳優さんがホストを務める、
アメリカの「The Late Late Show」という番組で、スタジオでなく、
なんとジェイムズさんの運転する車に、トップ・アーティストを
迎えて、カラオケで歌う、というもの。
アデルが気さくでおしゃべりなおばさん、って感じだったりと、
アーティストの素顔が見られるほか、スティービー・ワンダーに
ジェイムズさんの奥さん(?)に電話させて、
「I just called to say James loves you ~」
なんて歌わせたりなど、音楽好きならではのすごい演出も。
なんといっても、ちょっとぽっちゃりしたジェイムズさんが、
どんなアーティストの歌でも歌っちゃって、本人とハモったり、
本人がハモったりと、自由自在。
ラップもうまくて、わたし的にはジャスティン・ビーバーの時に
「Big box, little box, cardboard box
(大きい箱、小さい箱、段ボール箱)」
と振り付きのラップをやってたのがウケました。
そして、個人的に一番おもしろかったのは、コールドプレイの
ボーカル、クリス・マーティンの回。
サンフランシスコで、スーパーボウルのハーフタイムに出演する
ためにヒッチハイクする、という設定で車に乗り込み、
夜はモーテルに泊まって一緒に寝る、なんていう、
他のアーティストがやらない小芝居をやっちゃってます。
「アメリカでは『アメリカンフットボール』なんて言わなくて、
単に『フットボール』なんだよね。
ルール知ってる」
とかいうイギリス人らしい会話や、アメリカでよくある
子どもたちの売るレモネードを買って、
「人生最高に甘い~」
と二人でうなってたり、ブルース・スプリングスティーンや
ミック・ジャガーのモノマネまで飛び出したりと、
普段見られないクリスが見られます。
ジェイムズさんがコールドプレイの代表曲「Viva La Vida」を
歌詞を間違えて歌っちゃってるのを指摘するも、
「まあ、いいよ。それが音楽だから」
なんて見逃すところ、いい人だぁ~
こんな番組、日本でやってたら、字幕付きで見られるのにね~
ジェイムズ・コーデンというイギリスの俳優さんがホストを務める、
アメリカの「The Late Late Show」という番組で、スタジオでなく、
なんとジェイムズさんの運転する車に、トップ・アーティストを
迎えて、カラオケで歌う、というもの。
アデルが気さくでおしゃべりなおばさん、って感じだったりと、
アーティストの素顔が見られるほか、スティービー・ワンダーに
ジェイムズさんの奥さん(?)に電話させて、
「I just called to say James loves you ~」
なんて歌わせたりなど、音楽好きならではのすごい演出も。
なんといっても、ちょっとぽっちゃりしたジェイムズさんが、
どんなアーティストの歌でも歌っちゃって、本人とハモったり、
本人がハモったりと、自由自在。
ラップもうまくて、わたし的にはジャスティン・ビーバーの時に
「Big box, little box, cardboard box
(大きい箱、小さい箱、段ボール箱)」
と振り付きのラップをやってたのがウケました。
そして、個人的に一番おもしろかったのは、コールドプレイの
ボーカル、クリス・マーティンの回。
サンフランシスコで、スーパーボウルのハーフタイムに出演する
ためにヒッチハイクする、という設定で車に乗り込み、
夜はモーテルに泊まって一緒に寝る、なんていう、
他のアーティストがやらない小芝居をやっちゃってます。
「アメリカでは『アメリカンフットボール』なんて言わなくて、
単に『フットボール』なんだよね。
ルール知ってる」
とかいうイギリス人らしい会話や、アメリカでよくある
子どもたちの売るレモネードを買って、
「人生最高に甘い~」
と二人でうなってたり、ブルース・スプリングスティーンや
ミック・ジャガーのモノマネまで飛び出したりと、
普段見られないクリスが見られます。
ジェイムズさんがコールドプレイの代表曲「Viva La Vida」を
歌詞を間違えて歌っちゃってるのを指摘するも、
「まあ、いいよ。それが音楽だから」
なんて見逃すところ、いい人だぁ~
こんな番組、日本でやってたら、字幕付きで見られるのにね~
タグ:コールドプレイ
The 1975 「チョコレート」 [イギリス]
イギリス・マンチェスターを拠点に活動する4人組インディー・ロックバンド、
The 1975。
メジャー・デビューはまだこれからという彼ら、この「チョコレート」という曲は、
イギリスをはじめ、日本でもヒット中です。
メンバー全員が22才以下、でもバンド名が1975というブリティッシュ・ロックの
黄金時代を表す数字だけに、70~90年代のロックに大きく影響を受けているよう。
そのため、一聴すると若くて新しいサウンドですが、芯は正統派でメロディアス。
そして一曲ごとにスタイルが違うのもおもしろくて、「チョコレート」のようなアップ
ビートな曲もあれば、「You」のようにメロウなものも。
現在制作中のデビューアルバムは、さらに80年代カラ─を強めるのか、「昔の
カセットテープへのオマージュで、マイケル・ジャクソンのポスター」みたいな
作品になるんだとか??
ともかく、新世代のブリティッシュ・ロックを聴いてみたい、という方に
おすすめです。
タグ:The 1975
ワン・ダイレクション 「アップ・オール・ナイト」 [イギリス]
ロンドン・オリンピックの閉会式にも登場した、イギリスの5人組ボーイズ・
グループ「ワン・ダイレクション」。
久々のアイドルグループということで、今、とにかく世界中の女の子たちの
間で大人気です。
イギリスのオーディション番組「Xファクター2010」に、それぞれがソロで
参加していたところ、審査員である音楽プロデューサー、サイモン・コー
ウェルの提案で、グループが結成されることに。
昨年のUKデビューから1年遅れとなりましたが、この夏、日本でも
「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」が大ヒットしました。
「きみは自分が美しいってことをわかってない
それこそがきみの美しさの理由なんだ」
こんなことを彼らに歌われたら、女の子たちはまるで自分に言われてるような
気がして、「きゃ~!」ですよね。(^^)
同じく閉会式に登場したかつてのアイドルグループ、テイク・ザットよりは
もっと明るく、サウンド的にはバックストリート・ボーイズをさらにティーン
エイジ・ポップにした感じ?
大人の鑑賞に耐えられるかというと・・・・ですが、かわいい男の子たちの
歌で、青春のときめきを思い出したい!というあなたにオススメです。(笑)
■試聴サイト
・「ワンダイレクション 日本語公式サイト Songs & Lyrics ページ」
「ワン・シング」や「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」
などの試聴ができるほか、トップページでは新曲「Live While
We're Young」のPVが見られます。
□最新情報
・11月14日にセカンドアルバム「テイク・ミー・ホーム」が発売。
タグ:ワン・ダイレクション
キーン 「ストレンジランド」 [イギリス]
ベーシストが加わり、4人組になったイギリスの美メロバンド、キーン。
前出のエミリー・サンデーと同様、キーボードが主体の美しいサウンドで、
コールドプレイに通じるものもありますね。
5月のアルバム発売に向け、ヒットチャート上昇中のシングル「サイレンスト
・バイ・ザ・ナイト」は、
「もし僕が川なら きみは海
夜に引き離されてしまった僕たちだけど
もう一度やり直せるよ
きみがいてくれれば 怖いものはないから」
と歌う、相変わらず抒情的で、切なくまっすぐ響く曲。
ボーカルのトム・チャップマンは髪もきちんとカットして、ますますまじめな
青年、まじめに音楽に取り組むバンドという雰囲気です。(^-^)
■試聴サイト
・「キーン オフィシャルサイト」
トップページで「サイレンスト・バイ・ザ・ナイト」のPVが見られます。
■最新情報
・5月からUKツアーがスタート。
タグ:キーン
エミリー・サンデー 「ヘヴン / Heaven」 [イギリス]
☆★ アーティストプロフィール ★☆
ザンビア人の父とイギリス人の母のもと、スコットランド生まれの24才。
コールドプレイの「マイロ・ザイロト」ツアーのオープニング・アクトを務め、
2月に全英で発売されたデビュー・アルバムは初登場1位。
イギリスのアーティストといえば、今やグラミー賞で最多6部門受賞した
アデルですが、今回ご紹介するのは、デビューシングル「ヘブン」がいきなり
大ヒット中の実力派女性シンガー&ソングライター、エミリー・サンデーです。
(偶然ですが、フルネームはアデル・エメリー・サンディで、アデルも彼女の
才能を絶賛しているそう)
堂々とした歌いっぷりと、金髪・モヒカン型のヘアースタイル。私なんかは
かつてのグレイス・ジョーンズを思い出しちゃいましたが、本人も
「いつかスティーヴィー・ワンダーやグレイス・ジョーンズのために、
曲が作れたら」と語っているそうで、やっぱり意識してるんですね。(^^)
その音楽性はパワフルさと繊細さをあわせ持つ美しさで、シンガーとしての
実力と同時に、ソングライターとしても豊かな才能を感じさせます。
それもそのはず、UK音楽界では数年前から認められ、すでにシェリル・
コールからスーザン・ボイル、レオナ・ルイス、アリシア・キーズまで、
数々のアーティストに楽曲提供してきたそう。
日本でも大ヒット中の「ヘヴン」はアップテンポなR&Bで、その名の
とおり、神々しさに満ちています。
一見シンプルなその歌詞は、グラスゴー大学の医学部で脳についての研究を
していた才媛だけに、非常に含みのあるもの。
直訳すると、こんな内容の歌です。
「あなたは私のことをわかってくれますか?
生き続けようとしても うまく生きられない
貧しい人から盗むような私
こんな私はきらいですよね?
以前とはすっかり変わってしまった私なんか
また友達を失っても、放っておいてくれますか?
それとも、もう一度チャンスをくれますか?
Oh heaven, oh heaven
起きる時は善意を持って目覚めたのに
一日はあまりにも長すぎて
私は逝ってしまった」
聴く人によって、いろんな意味に取れると思いますが、こんなふうにも解釈
できるのではないでしょうか。
「生まれてきた時は良く生きようと思っていたはずなのに、人生は
いろいろなことがありすぎて、いつのまにか、こうありたいと願って
いたような自分とも、かつての無垢な自分ともかけ離れてしまった。
私はもう死ぬしかありません、神様!」
そんなふうに、人間が生きることの難しさを歌い、私たちを代表して神に
救いを求めるかのような、エミリー・サンデーの「ヘヴン」。
久々に聴きごたえのある新人アーティストです。その若さとパワーにあふれる
歌声を、楽しんでください!
■試聴サイト
・エミリー・サンデー EMIミュージック・ジャパン
「ヘヴン」のほか、「ネクスト・トゥー・ミー」の2曲のビデオ
が視聴できます。
■最新情報
・4月16日現在、全英アルバムチャートで初登場1位から9週連続で
トップ5内をキープ中。
タグ:エミリー・サンデー
コールドプレイ 『チャーリー・ブラウン / Charlie Brown 』 [イギリス]
☆★ アーティストプロフィール ★☆
ボーカルのクリス・マーティン、ギターのジョニー・バックランド、
ベースのガイ・ベリーマン、ドラムのウィル・チャンピオンの4人組。
2000年にデビュー後、全英トップだけでなく、グラミー賞でも常連に。
UKロックバンドから、今や世界的バンドと認められるほどの成功を収めた
コールドプレイの新作が出ました!
「ネットで検索しても絶対出てこない単語をつけた」というアルバムタイトルは、
「マイロ・ザイロト」。
アルバム中4~5曲がすでに日本の洋楽チャートにランクイン中で、中でも今
大ヒット中なのが、「チャーリー・ブラウン」です。
そう、あのスヌーピーの飼い主で、いつも友達にからかわれたり引っかけられ
たりしている、ぼーっとした少年、チャーリー・ブラウンがタイトルとなって
いるんですが、歌詞の中にはスヌーピーはもちろん、チャーリーの名前は一言も
出てきません。(笑)
All the boys,
All the girls,
We'll start glowing in the dark
「glow」は輝くとか熱を発するという意味で、暗闇の中で光を放とう、という
ような、この混沌とした時代の中に生きるすべての人たちを鼓舞する歌のように
聞こえてきます。
アルバム中のどの曲も、いつものコールドプレイらしく、謎めいた曲調とともに、
暗示的で比ゆ的な歌詞ですが、その中でもこの曲は爽快感があって、歌詞にも
パワーが感じられるところがいいんですよね~。
本人たちは「俺たちの歌詞はクソなのはわかってるけど、この曲の歌詞は気に
入っているんだ」なんて言っているそう。
そんな「チャーリー・ブラウン」、まだ聞いたことのない方は、こちらでどうぞ。
そのほか、先行ヒットの「パラダイス」やリアーナをフィーチャーした「プリン
セス・オブ・チャイナ」など、聴きごたえのある曲が満載の新作。
富や名声を得ても、少しもブレることなくわが道を行くコールドプレイの世界を、
以下のサイトでもお楽しみください。
■試聴サイト
・コールドプレイ日本公式サイト
「パラダイス」など3曲のビデオが見られます。
■最新情報
・10月19日、アメリカ・カリフォルニア州で行われたスティーブ・ジョブズ氏の
追悼イベントで、「美しき生命」など4曲を演奏。
タグ:コールドプレイ
ROX(ロックス) 『マイ・ベイビー・レフト・ミー』 [イギリス]
☆★ 収録アルバム ★☆
『メモワール / MEMOIR 』 税込 1,980円
☆★ アーティストプロフィール ★☆
本名ロクサーヌ・タタエイ。ジャマイカ人とイラン人のハーフとしてイギリスに
生まれる。現在21才。
イギリスらしい、ソウルやレゲエなどさまざまな要素を持ったポップ・シンガー、
ロックスがデビュー。
でも、日本でも大ヒット中の「マイ・ベイビー・レフト・ミー」は、ややおしゃれな
ガール・ポップ風。コリーヌ・ベイリー・レイやローラ・イジボアなどが好きな人に
おすすめ!
■試聴サイト
・「ROX」日本語サイト
「マイ・ベイビー・レフト・ミー」のビデオが見られます。
・オフィシャルサイト
こちらでは、「I Don't Believe」のビデオなども見られます。
シャーデー 『ソルジャー・オブ・ラブ』 [イギリス]
☆★ アーティストプロフィール ★☆
ナイジェリアとイギリスのハーフであるシャーデー・アデューを中心とした
イギリスの4人グループ。80年代半ばに「スウィーテスト・タブー」が大ヒット。
80年代に彗星のごとく現れた、シャーデー。デビュー時にすでに完成され、
洗練された音楽で、世界に衝撃を与えました。
プロモーションビデオでも、女性ボーカリストであるシャーデー・アデュー
のみしか映っていなかったので、当時私はてっきりソロ・アーティストだと
思っていましたが、グループだったんですね~。
そのシャーデーも今年で50才。しかし、エキゾチックな美しさはデビュー当時も、
娘を産んだ今も、まったく変わっていないのが驚きです。
そして音楽スタイルも、デビューから一貫してジャジーで洗練された
大人のポップス。いや~、素晴らしい。
今回のアルバムは、なんと10年ぶり。シャーデー・アデューの出産休暇で、
メンバーが別のグループを結成して活動したりなど、長い充電期間があり
ましたが、今年ようやくニューアルバムの発表となりました。
すでにヒット中の「ソルジャー・オブ・ラブ」をはじめ、どの曲も粒ぞろい。
耳の肥えた大人のリスナーのみなさんには、
「そう、これこれ! これがシャーデーなんだよ!」ときっと満足できる
普遍的なサウンド。
そして、初めて聴くリスナーのみなさんにも、エキゾチックでクールな
シャーデーの世界は、新鮮に聴こえるんじゃないでしょうか。
■試聴サイト
・ソニーミュージック 「シャーデー」
「ソルジャー・オブ・ラブ」のビデオをはじめ、全曲の試聴ができます。
タグ:シャーデー