SSブログ

エミリー・サンデー 「ヘヴン / Heaven」 [イギリス]


エミリー・サンデー

エミリー・サンデー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: CD

 ☆★ アーティストプロフィール ★☆

  ザンビア人の父とイギリス人の母のもと、スコットランド生まれの24才。
  コールドプレイの「マイロ・ザイロト」ツアーのオープニング・アクトを務め、
  2月に全英で発売されたデビュー・アルバムは初登場1位。

  

イギリスのアーティストといえば、今やグラミー賞で最多6部門受賞した
アデルですが、今回ご紹介するのは、デビューシングル「ヘブン」がいきなり
大ヒット中の実力派女性シンガー&ソングライター、エミリー・サンデーです。

(偶然ですが、フルネームはアデル・エメリー・サンディで、アデルも彼女の
 才能を絶賛しているそう)

堂々とした歌いっぷりと、金髪・モヒカン型のヘアースタイル。私なんかは
かつてのグレイス・ジョーンズを思い出しちゃいましたが、本人も
「いつかスティーヴィー・ワンダーやグレイス・ジョーンズのために、
曲が作れたら」と語っているそうで、やっぱり意識してるんですね。(^^)


その音楽性はパワフルさと繊細さをあわせ持つ美しさで、シンガーとしての
実力と同時に、ソングライターとしても豊かな才能を感じさせます。

それもそのはず、UK音楽界では数年前から認められ、すでにシェリル・
コールからスーザン・ボイル、レオナ・ルイス、アリシア・キーズまで、
数々のアーティストに楽曲提供してきたそう。


日本でも大ヒット中の「ヘヴン」はアップテンポなR&Bで、その名の
とおり、神々しさに満ちています。

一見シンプルなその歌詞は、グラスゴー大学の医学部で脳についての研究を
していた才媛だけに、非常に含みのあるもの。

直訳すると、こんな内容の歌です。


 「あなたは私のことをわかってくれますか?
  生き続けようとしても うまく生きられない
   
  貧しい人から盗むような私
  こんな私はきらいですよね?
  以前とはすっかり変わってしまった私なんか

  また友達を失っても、放っておいてくれますか?
  それとも、もう一度チャンスをくれますか?

  Oh heaven, oh heaven
  起きる時は善意を持って目覚めたのに
  一日はあまりにも長すぎて

  私は逝ってしまった」


聴く人によって、いろんな意味に取れると思いますが、こんなふうにも解釈
できるのではないでしょうか。

「生まれてきた時は良く生きようと思っていたはずなのに、人生は
 いろいろなことがありすぎて、いつのまにか、こうありたいと願って
 いたような自分とも、かつての無垢な自分ともかけ離れてしまった。

 私はもう死ぬしかありません、神様!」


そんなふうに、人間が生きることの難しさを歌い、私たちを代表して神に
救いを求めるかのような、エミリー・サンデーの「ヘヴン」。  

久々に聴きごたえのある新人アーティストです。その若さとパワーにあふれる
歌声を、楽しんでください!


 ■試聴サイト
  ・エミリー・サンデー EMIミュージック・ジャパン     
    「ヘヴン」のほか、「ネクスト・トゥー・ミー」の2曲のビデオ
    が視聴できます。

  
 ■最新情報
  ・4月16日現在、全英アルバムチャートで初登場1位から9週連続で
   トップ5内をキープ中。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。